今さらながらうみねこの新作と一緒に買っていた「ひまわり アクアアフター」をプレイする。アクアルートの後日談で、恋人達にふりかかる割と生活感あふれるあれやこれやと戦うお話し。

プレイ後の印象としては本編とさほど変わらず。結果はどうあれドロドロした人間の生き様が作者らしい青臭い文体で描かれていて、拒否感と感動を同時に生むような内容だった。

ただし本編の伏線回収は楽しいものの、ハリウッド映画的な派手さや話の壮大さは本編には劣る。その辺がおまけ的なストーリーたる所以だろうけど。

背景や音楽はほとんどが本編同様のフリー素材で、これをプロの手できちんと作り直せばばずっと良くなったはず……って思ったけど、それをやったPSP版がいまいちパッとしなかったことを考えると、良いものを作るのは本当に難しいのだろうと思った。

あとdaiのひぐらしっぽいピアノ曲ひぐらしを思い起こしちゃって多少興ざめした。野沢雅子とか大山のぶ代の他の仕事に違和感を感じるのと同じ。しょうがない話だけど。