第6話

鷲津入門。相変わらず主要キャラ全員が丁寧に描かれていて、無駄なシーンが一つもない。緩やかに伏線が貼られて回収されていくシリーズ構成もまた見事。ギャグも十二分に空気が読めてる感じ。

しかし多く詰め込んだせいでメインのストーリーが物足りなく感じるのもいつも通り。というか結局友情の話なのか恋愛の話なのかはっきりしない。

とはいえ悪人もシリアスな問題も存在しないぬるいラブコメ世界で、これだけの豊かな感情の動きを見せてくれる作品はそう多くはないだろう。