第1話

サムライ少年の初都会。萌えもキャラも世界観も見せ場も作品の方向性も必要十分に示された、文句のつけようのない第1話だった。山の描写とかお巡りさんの優しさとか、メインストーリーからすればわりと重要ではないところまでちゃんと描かれていて、本当に違和感を感じることがなかった。

でも細かい好みをいうならば、こういう主要キャラが全員本当は善人であることが明らかな作品というのは、あまり好きではないように思う。(姉妹たちについては朝食のエピソード、与一についてはお巡りさんのセリフからそれがわかる)

ただ与一がエスカレーターの乗り方を知らないのにエレベーターの仕組みを知っていたのはダウトだろう(決して些細な問題ではない)。あとサイドカットがこの枠ではいつものことながらどうしても気になってしまう。