最終話

きちんと最終回でやるべきことをこなした最終回で、不満一つ無く感動的だった。

アンジェリークは前回まではネタキャラっぽくてあまり興味が持てなかったけど、今回の彼女、特にニクスに立ち向かうシーンのアンジェリークは気高く、彼女の選んだ決断に素晴らしい価値があると思えるようになった。

一話からそれぞれにエピソードを設けて描いてきた多くのキャラが最終的にどうなったのかも十全に描かれていて、心残りが全く無かったのも良かった。

特別に印象的なシリーズではなかったけど、ストーリー構成、設定、キャラ表現、ファンサービスが一定以上のレベルに達している本当にウエルメイドなシリーズだったと思う。男性向け作品でも毎期一、二本はこういう安定した出来の作品があるといいのだけれど。