第2話

ウエルメイドでとても楽しい回だったけど、ストーリーとヒロインの性格が理想化されすぎていて本気で楽しむには程遠かった。まあ二人の性格は一貫して描かれているので、彼らの活躍する今後の物語への準備としては十分に役割を果たしていると思う。

あと春香は女オタといってもこなたとは違ってライトなオタクなのね。こなたもかなりあり得ないキャラだったが、春香はもっとあり得ないように思う。こんな野球選手に憧れる子供のような純粋な視線でアニメを見る人間なんているわけがない。

普通オタクを題材にしたアニメは現実のオタクをリアルに描く。しかしこんな風にオタクの現実をファンタジーにしてしまうと、普通のファンタジーのありえなさだけでなく実際の現実とのギャップまでが違和感として感じられてしまい、作品の嘘臭さが大きくなってしまうように思う。