第2話

前回はそう感じなかったけど存外に普通の深夜アニメらしい面も見えてきてわりと楽しめそうな気がしてきた。まず男女の同居という設定がそうだし、そのストーリー上の導入の仕方も馴染みのあるものだった。そして研修所でのエピソードは明確にキャラクター紹介のを目的とするもので、少なくとも彼らの間で繰り広げられるこれからの物語が楽しみに思った。

タンクローリーが飛んでくるシーンもインパクトがあったし、今回の話が第1話だったら1話で切る視聴者は少なくなったと思う。

前回の北海道に引き続き東京と下北沢を実写風の止め絵で表現していたが、こういう方法でしか表現することが出来ない場所の雰囲気が感じられるから、これはこれでいいと思った。特に下北沢は街の特徴的な風景をさんざん映した後に「おもちゃ箱をひっくり返したような」とソラが形容する示し方が、非常に説得力があった。これも今後ここで行われる生活の表現に期待を持たせるものだった。

ストリートミュージシャンの歌はもっと下手であって欲しかった、というのは大人の事情を無視した無理な要求かね。