第1話

タイトルからドジっ娘魔法少女のエロエロ変身バンクが見れるかと期待したらストイック極まりない作りの美術アニメだった。Wikipediaを見てみると実写映画を意図して作られた作品で、既に一度アニメ化されているとのこと。

美術はこだわってるようでとても綺麗だった。人物より背景を多く映す絵コンテも悪くない。(だが僕の愛機のアナログ21インチではそのクオリティを十分に満喫できてるか疑わしい。いい加減にデジタルに移行しろということなのか。)

しかしそれに対してやたらと簡略化されたキャラの絵は萌えアニメの流行に慣れてる身にはて受け入れ難いだけでなく、感情表現ものりずらいように感じた。声は良かったのでトータルとしては悪くない。しかしあの北海道弁?は本当にあんな感じなのか? 少なくとも本当の北海道の人のしゃべり方がピント来ない身には、標準語に変な語尾をくっつけたようにしか聞こえなかった。

ストーリーは第1話としてはインパクトが弱かった。毎期こんなことを言ってるような気がするが、大爆発の一つや二つぐらいはないと大量のアニメを見てるアニオタには簡単に切り捨てられてしまうと思う。見せ場らしい恋愛話もいまいち感動がなかった。

まあ冒頭のミニトマトは超優秀なアニメーターが全精力を注いで作ったシーンなのかもしれないが、僕はそれより意味のない大爆発が10回ある糞アニメの方が好きだという・・・好みの問題というか僕の感受性が足りないだけかもしれないが。