第12話

お粗末な話だった。歯の浮くような仲間の絆を訴えるセリフが安っぽすぎてしょうがない。せっかく積み上げてきたキャラや世界観の深みが壊れてしまったなあ。

いろいろと文句はあるが、せっかく学校の友人や村人などの描写によってアンジェリークと違う価値観を持った人々による「社会」の重要性が描かれてきたのに、今回アンジェリークが自分を犠牲にしようとした理由がひだまり邸の仲間に関するものでしかなかったのは特にがっかりした。