魔法少女まどかマギカ 第1話
日常シーンで過剰な演出がシャフトにしては控えめであまり違和感を感じなかった。それに加えて主人公の親しみやすい性格が中心にあることで雰囲気に安定感が生まれていて、シャフトアニメにいつも感じる野放図な雰囲気をほとんど感じず、普通に楽しめる感じだった。
シャフト的な演出が魔法の空間を見せるために効果的に使われているのは、シャフトならではでよかった。日常と非日常のどちらを選ぶか?というようなテーマらしきものも示されていて、なかなかまともな第1話だったと思う。
Rio RainbowGate! 第1話
カジノのカリスマお姉ちゃんの活躍。
世界観がチグハグで常に違和感を感じっぱなしだった。物語としてもお粗末だし、ツッコミながら見るぐらいしか楽しみようがないと思う。
IS 第1話
空飛ぶメカスーツの操作を学ぶ女の子ばかりの学校でドタバタ。
定番のキャラや設定が、定番のストーリーの中で無理なく描かれていて、安心して見れた。今回は見せ場はなかったけれど、次回の山場への引きは最後に用意されていて、盛り上がりにかけるということもないと思う。
ただしやはり全体的に定番過ぎて目新しさには欠ける。次回の勝負でしっかりしたドラマを見せてくれるかどうかがポイントになると思う。
フェイク 京都美術事件絵巻 第1話
美術品が盗まれて探偵的な女が解決する話。1話完結で今回は若冲。
ただのミステリとして普通に面白かった。美術関係のうんちくも楽しい。
しかし出てくるのがオバさんばっかりで僕の求める華やかさには欠けた。
とは言っても普通に面白いミステリは貴重だし、最後に伏線が張られたシリーズ全体を通じたストーリーらしきものもなかなか期待を持たせるもので、毎回この調子でやってくれるなら全六回最後まで見てもいいと思う。